サッカーワールドカップ（W杯）が開催されているカタールの首都ドーハで、サッカーの起源ともいわれる中国の「蹴鞠（けまり）」のPRイベントが行われています。

ドーハ市内の公園には蹴鞠の展示コーナーが設けられ、W杯を見に来た各国のサッカーファンが蹴鞠を体験しました。ブラジルから来たトマスさんは、「ブラジルでも、蹴鞠のようにボールを蹴って穴に入れるゲームがある。それと似ていて面白い」と話していました。

また、中国とカタールの子どもたちは、サッカーの交流試合の合間に伝統衣装を着て蹴鞠を楽しみました。

蹴鞠の歴史は、今から2000年以上前の春秋戦国時代（紀元前770年～紀元前221年）に遡ります。そして、唐の時代（618～907年）には日本を含む東アジア、欧州などに伝わったとされています。（提供/CRI）