サッカー元中国代表選手が「日本はスペインに勝つ可能性がある」との見方を示したことが、注目を集めている。

カタールで開催中のワールドカップ（W杯）、日本は初戦で強豪ドイツを相手に2-1で勝利する大金星を挙げたものの、続くコスタリカ戦では試合を優位に進めながら0-1で敗れた。グループ突破は3戦目のスペインとの試合にかかっているが、スペインはFIFAランク7位の強豪でコスタリカには7-0で勝利している。

そうした中、中国スーパーリーグ・上海申花足球倶楽部に所属する元代表DF馮瀟霆（フォン・シャオティン）は、ライブチャットで日本がスペインに勝利する可能性はあるかと聞かれ、「可能性はあるでしょう。ドイツに勝利したように」とコメント。一方で、「ただ確率はとても低い」とし、日本とスペインのポゼッションサッカーの争いに期待を寄せた。

ただ、中国のサッカーファンは「日本が勝つ可能性がある」とした馮の見解に否定的で、「彼はサッカーを分かっているのか？」「スペインとドイツは違う」「（日本とスペインの）サッカーのタイプは同じだけど、スペインの方が精度もスピードも圧倒的に上」「日本の勝利は絶対ない」「日本がスペインに勝ったら逆立ちして排便してやるよ」といったコメントが寄せられた。

また、「意味のない発言だよ。スペインに勝つ可能性はあるが確率は低いって、誰でも分かってる」「中国代表も試合に勝つ可能性がある。確率はかなり低いけど」「私は世界一の大富豪になる可能性がある。確率はとても低いけど」といった声がある一方、「誰でもこういうふうにしか言えないでしょ」「結果が出るまではみんなが意味のないことを言うんだよ」といった声も寄せられた。（翻訳・編集/北田）