Record China 2022年12月1日(木) 20時0分
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華字メディアの日本華僑報は1日、「日本で著名人の襲撃事件が頻発している」とする記事を掲載した。
記事はまず、東京・八王子の東京都立大の南大沢キャンパスで11月29日、同大学教授で社会学者の宮台真司さん(63)が男に刃物で首や背中の複数箇所を切りつけられ重傷を負った事件について取り上げた。
その上で、「高い安全感を自任する日本社会で、著名人に対する襲撃事件が相次いでいる」とし、7月に安倍晋三元首相が参議院選挙の応援演説中に銃撃されて死亡したことに触れた。
さらに、著名人に対する襲撃ではないが、大学生が東京・赤坂の米国大使館に手製の発火物のようなものを投げ入れようとして逮捕された事件にも言及した。
記事は、こうした組織的な背景のない「ローンウルフ」型の犯罪が相次いで発生していることについて、「ポストコロナ時代に入り、社会の再建は前途多難な脆弱期にあり、あらゆる側面からの圧力が社会全体を圧迫している。ストレスや精神疾患は決して犯罪の言い訳にはならないが、極端な状況に遭遇すると、普通の人でも無差別殺人犯に変わることがある」などと論じた。(翻訳・編集/柳川)
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