Record China 2014年7月2日(水) 10時21分
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1日、4月16日に大韓民国の大型旅客船が転覆、沈没した事故について、資料から規定違反や安全面での不備があったことが明らかになった。写真は中国の事故報道。
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2014年7月1日、中国新聞網によれば、韓国・聯合ニュースは4月16日に韓国の大型旅客船セウォル号が転覆、沈没した事故について、韓国海運工会が国政調査特別委員会に提出した資料から、セウォル号は事故前日に仁川港を出港して沈没するまでの間、規定されている現在位置を航行管理機関に報告しておらず、安全管理の面でも不備があったことが分かったと報じた。
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韓国の関連法規によれば、船長は指定された海域を通過する際には、現在位置と次の指定海域の到着予定時刻、さらに現在の気象状況と船の状態を海運工会航行管理室に報告するよう定められている。
仁川港から済州島へ向かったセウォル号は、指定された12海域を通過することになっており、沈没するまでに9海域を通過したが、報告したのはわずか3海域のみだった。報告がなかった場合、航行管理室は海洋警察署に通報して対応することになっているが、済州航行管理室は船舶自動識別システム(AIS)で位置を確認するだけで、適切な対応を取っていなかった。
セウォル号には当時、乗員・乗客476人が乗船していたが、生存者はわずか172人。現在も11人の行方が分かっていない。(翻訳・編集/岡田)
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