日本と韓国どちらが強かった? W杯アジアの出場国データ分析―香港メディア

Record China    2022年12月8日(木) 17時0分

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香港メディアの香港01は7日、サッカーのW杯カタール大会について、「日本と韓国はどちらの方が強かったのか?これを見ればわかる」と題して、サッカーデータサイト「FBref」のデータを紹介した。

香港メディアの香港01は7日、サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会について、「日本と韓国はどちらの方が強かったのか?これを見ればわかる」と題して、サッカーデータサイト「FBref」のデータを紹介した。

■選手別

1.得点数

アジアの国の選手では2ゴールを挙げた選手が4人で、堂安律(日本)、チョ・ギュソン(韓国)、サーレム・アルドサリ(サウジアラビア)、メフディ・タレミ(イラン)。記事は中でもタレミは1アシストを記録しており、ゴールへの貢献としてはトップだとした。

2.空中戦

ベスト16までで空中戦を制したトップ10選手のうち3選手がアジア勢だった。中でも188センチのチョ・ギュソンは空中戦を制した回数が21回とアジアの中ではダントツで、以下、マシュー・レッキー、ハリー・サウター、ミッチェル・デュークのオーストラリア勢が続いた。

3.パス成功率

トップは吉田麻也(85.34%)で、韓国のキム・ヨングォン(85.17%)が続いた。以下、チョン・ウヨン(84.36%)、キム・ムナン(83.06%)、ファン・インボム(78.56%)とトップ5のうち韓国勢が4人を占めた。ただ記事は「全出場国の中ではアジアはかなり劣っている」とし、「アジアで最も多くのパスを成功させたキム・ムナンは全体では38位にとどまった。トップ3は予想通りスペインの選手で、1位はロドリの641回(成功率93.2%)だった」と伝えた。

4.GKのセーブ数

記事は、日本の権田修一について「第2戦のコスタリカ戦でのプレーで批判を浴びたが、彼の総セーブ数15回はベスト16の時点で全出場国の中で3位。成功率は84.2%に達している」と指摘。それに続くのがオーストラリアのマシュー・ライアンで12回(66.7%)だったとした。また、「決勝トーナメントに進出した3カ国で最も失点が多かった韓国のキム・スンギュは、セーブ数(11回)と成功率(63.2%)こそ低かったが、韓国のDF陣が明らかにぜい弱であり、必ずしも彼だけの責任ではない」と論じた。

5.走行距離(ベスト16までの4試合)

1、2位はオーストラリア勢でジャクソン・アーバイン(48.9キロ)とアーロン・ムーイ(48.3キロ)。3位はファン・インボム(45キロ)。記事は「日本は唯一、延長戦を戦ったが、選手のローテーションが多かったため上位には入らなかった」と解説した。

■チーム別

1.得点数

4試合でのゴール数は日本と韓国が5点でトップタイ。記事によると、この数字は16強時点で出場国全体の6位だという。次いでオーストラリアとイランの4点、サウジアラビアの3点となった。

2.失点数

最も多かったのは韓国で8点。決勝トーナメント1回戦でブラジルに1-4で敗れたことが大きく影響した。以下、グループリーグ全敗のカタールとイランが7点、オーストラリアが6点、サウジアラビアが5点で、最も少なかったのが日本の4点だった。

3.パスの数と成功率

記事は決勝トーナメントに進出した3カ国を比較。最も多くのパスを成功させたのが韓国で1619本、成功率も80.03%でトップだった。以下、日本が1324本(75.66%)、オーストラリアが1254本(73.94%)だった。

4.ファウル数

最も多かったのが日本の58回で、これは全出場国の中でも2番目に多かったという。以下、サウジアラビア(56回)、オーストラリア(52回)、韓国(45回)、イラン(38回)、カタール(31回)となった。

(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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