韓国、元朝鮮女子勤労挺身隊員への国民勲章授与が突然保留に=ネット「日本のご機嫌取りばかり」

Record Korea    2022年12月9日(金) 7時0分

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7日、韓国日報によると、韓国の国家人権委員会が元朝鮮女子勤労挺身隊員のヤン・クムドクさんへの国民勲章「牡丹章」の授与計画を進めていたが突然保留となった。写真は韓国国旗。

2022年12月7日、韓国日報によると、韓国の国家人権委員会が元朝鮮女子勤労挺身隊員のヤン・クムドクさんへの国民勲章「牡丹章」の授与計画を進めていたが突然保留となった。外交部が「省庁間の事前協議が必要だ」としてブレーキをかけたためという。

記事によると、国家人権委員会は9日の「世界人権デー」記念式でヤンさんに国民勲章「牡丹章」を授与する予定だった。しかしヤンさんに対する叙勲の件は、8日の国務会議に上程されていない。大統領が授与する叙勲は、中央行政機関のトップ(人権委員長)の推薦と国務会議の議決を経る必要があるため、ヤンさんの受章は事実上不発となった。

「強制動員被害者」らを支援するイム・ジェソン弁護士は「外交部がヤンさんの叙勲に『事前協議が必要』との意見を出した事実を確認した」とし、「韓国の大統領が強制動員問題をめぐって30年間戦ってきた被害者に章を与えれば、日本が不満に思い現在進行中の日韓協議に影響が出る可能性があるため、外交側と協議しなければならないという主張と解釈せざるを得ない」と主張した。

外交部は「叙勲に反対しているのではない」とし、「手続き上、関係機関と事前協議が必要であり、関連の報告を受けるのが遅かったため意見書を出した」と説明したという。

ヤンさんは「日本植民地時代に三菱重工業名古屋航空機製作所に動員され、強制労働させられた」と主張して12年に三菱重工業を相手取り損害賠償請求訴訟を起こし、18年に大法院(最高裁に相当)で勝訴判決を受けた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「尹政権は日本の機嫌をうかがってばかりの親日政権」「尹大統領の願いは日本の属国になること?」「この調子だと、安重根義士や柳寛順烈士も従北テロ勢力として教科書に載るのでは」「独島(竹島)を日本に売り渡すのも時間の問題」「植民地時代でもあるまいし、なぜそんなに日本の目を気にするのか」「韓国国民の目も少しは気にしてほしい」など現政権への批判の声が多数上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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