結婚しない韓国人、単身世帯が過去最多に=「お金ない」「1人でも不便ない」

Record Korea    2022年12月10日(土) 13時0分

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韓国で単身世帯の割合が過去最高を記録した。

韓国で単身世帯の割合が過去最高を記録した。中国紙・環球時報が9日、韓国の報道を引用して伝えた。

韓国統計庁が7日発表したデータによると、昨年、韓国の単身世帯は716万6000世帯に上り、全世帯の33.4%を占めた。約10世帯に3世帯が単身世帯だったことになる。

コリア・ヘラルドなどによると、2005年には20%だった単身世帯の割合は右肩上がりに上昇、19年に初めて30%を超えた。このまま推移した場合、50年には39.6%に達すると予想されている。

統計庁のデータによると、若い単身世帯が多く、29歳以下が全体の19.8%を占めた。以下、70歳以上(18.1%)、30代(17.1%)が続いた。

結婚については、単身世帯の47.1%が「結婚した方がいい」と回答し、「結婚してもしなくてもいい」は44.3%、「結婚しない方がいい」は4.4%だった。単身世帯の50.3%が未婚で、最も多かった理由は「結婚資金の不足」だった。

韓国・京郷新聞によると、今年42歳になる会社員の男性は、仕事のため京畿道の賃貸住宅に住んでいる。男性は住宅ローン金利が高止まりしていることから、ローンを組んで購入しようとは考えていないという。

男性は「物価に比べて賃金の上昇は緩やかだが、1人で暮らすことに不便を感じることはない」と語った。家庭を持つと支出が増え、それに伴う経済的なプレッシャーに耐えられないのではないかと懸念しており、結婚が今の人生の必須の選択肢なのかと疑問を感じているそうだ。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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