ユネスコ無形文化遺産に登録された韓国の「タルチュム」、実は中国由来だった?中韓がまた言い争い

Record Korea    2022年12月14日(水) 6時0分

拡大

13日、韓国・聯合ニュースによると、ユネスコ無形文化遺産に登録された韓国の「タルチュム」をめぐり一部の中国メディアが「中国由来だ」と主張したことについて、韓国の大学教授が「度を超えている」と批判した。

2022年12月13日、韓国・聯合ニュースによると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された韓国の伝統舞踏「タルチュム」をめぐり、一部の中国メディアが「中国由来だ」と主張したことについて、韓国の大学教授が「度を超えている」と批判した。

記事によると、タルチュムは先月30日、韓国の22番目のユネスコ無形文化遺産として登録された。これに対し、一部の中国メディアは「タルチュムは中国由来だ」「韓国は文化盗用国」「ねつ造の神、韓国のタルチュムが無形文化遺産登録」などと報じたという。

これを受け、韓国の広報活動を行う徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授は同日、SNSで「度を超えている」と批判し、「韓国の文化が世界的に認められ、注目を集めたため、中国は危機感を抱いている」「中国メディアの無理な主張は危機感からくるゆがんだ中華思想の現れだ」と指摘した。

徐教授は今後、タルチュムに関する映像を複数の言語で制作し公開する計画だという。

徐教授はこれまでにも、キムチやチマチョゴリ、参鶏湯、鳳凰かんざし、カッ(帽子の一種)などさまざまなものの「起源」をめぐって中国と論争を繰り広げている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「中国はなぜいつもいちゃもんをつけてくるのか」「逆に中国由来じゃないものは何?」「そのうちピザも中国発祥と言い出すのでは」「ハングルもターゲットになりそうで心配」「とても大国とは思えない器の小ささ。韓国の文化は韓国国民がしっかり守っていこう」「中国が大金をつぎ込んで世界にうそを広報したら、だまされる人もいるかもしれない。でもそういう事態に韓国政府が備えているとは思えない。頼れるのは徐教授だけだ」など、怒りや懸念の声が多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本



※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携