CRI online 2022年12月14日(水) 12時50分
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中国外交部の謝鋒副部長はこのほど、河北省廊坊でクリテンブリンク米国務次官補、ホワイトハウスの国家安全保障会議のローゼンバーガー中国担当上級部長と会談しました。
中国外交部の謝鋒副部長はこのほど、河北省廊坊でクリテンブリンク米国務次官補(東アジア・太平洋担当)、ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)のローゼンバーガー中国担当上級部長と会談しました。
これについて、中国外交部の汪文斌報道官は13日の定例記者会見で、「双方は中米首脳がバリ島での会談で合意した事項の実行や、中米関係の指導的原則に関する協議の推進、台湾問題など二国間関係におけるデリケートな問題の適切な処理、各レベルでの交流の強化、関連分野における協力の展開などをめぐって深く意思疎通を行うと共に、互いに関心を寄せる国際問題と地域問題について幅広く意見を交換したと説明しました。
中国側は会談の中で、「中米双方は両国首脳のバリ島会談での重要な合意を実行に移すことを、今後の中米関係を安定・発展させる上での主軸とし、両国、世界、歴史に対して強い責任を負う態度で、互いの意思疎通と対話を強化し、互恵協力を展開し、意見の相違を適切にコントロールし、中米関係を健全で安定した正しい軌道に戻すよう推進していかなければならない」と表明する一方、ゼロサムゲームの冷戦思考を捨て、イデオロギー対立や集団的政治と陣営を組んでの対決に反対し、デカップリングと技術的な抑圧という誤ったやり方は止めなければならないと指摘しました。
中国側は、「相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンの三原則に基づいて中米関係を発展させようという中国の建設的態度は一貫しており、自国の主権と安全、発展の利益を守る決意は揺るぎない」と強調しました。謝副部長はさらに、「台湾問題は中国の核心的利益の中の核心であり、中米関係の政治的基礎における基礎であり、中米関係において越えてはならないレッドラインである」と改めて強調した上で、米台のハイレベル往来、米国による台湾への武器売却、台湾関連法案などの誤った行動に対して改めて厳正な立場を表明し、実際の行動で一つの中国の原則と中米の三つの共同コミュニケを遵守するよう米国側に促したということです。
双方は、「率直かつ深く、建設的な意見交換だった」と評価し、引き続き意思疎通を強化し、首脳会談での合意を共に実行に移していくことで一致しました。(提供/CRI)
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