「ポストメッシ」を目指せ!新疆のサッカー少年―中国メディア

人民網日本語版    2022年12月14日(水) 16時20分

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FIFAワールドカップカタール2022は、アルゼンチンが決勝進出を決めるなど大詰めを迎えている。

FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022は、アルゼンチンが決勝進出を決めるなど大詰めを迎えている。新疆ウイグル自治区カシュガル地区カルギリク県に住む阿布都哈力克・艾木都拉君(14)は、憧れのアルゼンチンのメッシに直接プレゼントしてもらったユニフォームを着て、少し緊張しながらも、テレビの前でメッシ選手を大興奮で応援している。

哈力克・艾木都拉君がユニフォームをもらったのは5年前のことだ。

阿布都哈力克・艾木都拉君とメッシ選手の出会いは、小学2年生の時に、お金を貯めてサッカーボールを買ったエピソードがきかっけとなった。サッカーが大好きな彼はコツコツとお小遣いを2年間貯め続けて、しわくちゃになったお金を体育の先生に渡し、県の行政中心地でボールを買ってきてもらった。

2017年、メッシがイベントに参加するために中国を訪問した際、報道陣のサポートもあって、メッシと実際に会うことができた。直筆サイン入りのサッカーボールやユニフォームをプレゼントしてもらっただけでなく、熱いハグをしてもらうこともできた。

それから5年が過ぎ、背も伸びて体格も良くなった体に、メッシにプレゼントしてもらったサイン入りのユニフォームはピッタリの大きさとなった。

「W杯が終わったら、メッシ選手と家族を葉城県に招きたい。ここにはサッカーが好きな人がたくさんいるし、とてもおいしいクルミやザクロもある」と話す。

カシュガル地区体育局党組の副書記・局長を務める阿迪力・玉努斯氏は、「当地区では、サッカーをしている人がたくさんおり、そのムードも高い。サッカーをよくプレーしている青少年は8万2000人以上で、各村にサッカーチームがある」と説明する。

カシュガル地区の少年は「ポストメッシ」を目指し、グランドで大好きなサッカーボールを追いかけ、練習に励んでいる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)



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