集団的自衛権行使容認の閣議決定に、韓国は懸念モード=「恥知らず!」「竹島が危険」「韓国も核武装を」

Record China    2014年7月3日(木) 11時6分

拡大

1日、日本政府は臨時閣議を開き、従来の憲法解釈を変更し、日本と密接な関係を持つ国が武力攻撃を受けた際に、日本が攻撃されていなくても反撃できる集団的自衛権の行使を容認すると決定した。韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年7月1日、日本政府は臨時閣議を開き、従来の憲法解釈を変更し、日本と密接な関係を持つ国が武力攻撃を受けた際に、日本が攻撃されていなくても反撃できる集団的自衛権の行使を容認すると決定した。

その他の写真

この決定を受け、韓国外務省は「韓国の国益に影響を与える事案について、われわれの同意なしに容認することはできない」と強調、さらに「日本政府は過去の歴史に起因する疑いや憂慮を払拭し、周辺国から信頼を得られるよう歴史修正主義を捨て、適切な行動を示すべきだ」と述べた。

また2日には、野党・新政治民主連合の金ハンギル(キム・ハンギル)代表が「日本の集団的自衛権の推進は昨日今日の話ではない。北東アジアの安全が懸念される深刻な状況に対し、朴槿恵(パク・クネ)大統領からいまだに何も語られていない」と大統領の立場表明を要求した。

これまでも集団的自衛権への批判が目立った韓国だが、今回の行使容認の決定を受け、韓国ネットユーザーのコメントも一層増してきている。以下はコメントの一部。

「ありえない」

「日本人は人面獣心(じんめんじゅうしん=恩義・人情・恥を知らない人をののしって言う言葉)だ。ほどほどにしろ」

「もう世界平和はないんだね」

「日本が平和憲法の解釈変更で69年ぶりに『戦争可能な国』に生まれ変わった。ということは、自分は今歴史の変革期の真ん中に立たされているのか?」

米国は中国けん制と金づるの役割を担っている日本を支持し、中国は米国の競争相手を自任して新・覇権主義に血眼になっている。生きていくためには国力を養うしかないのか」

「日本はなぜ集団的自衛権を主張し、なぜ独島(竹島)紛争を起こそうとしているのか?日本軍ができたら必ず韓国にも来るだろう。そうなったら独島もどうなるか分からない。われわれの子孫が心配だ」

「日本が『周辺事態法』を制定した時、韓国政府は『国際社会の同意』を集団的自衛権の条件として提示している。だから現在韓国政府の立場が後退したのではないかととも言われている」

「朴政権はオバマ米大統領の前で日本が戦争可能な国になることに賛成した。これからは盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が守りぬいた独島が危険だ」

「米国が日本の自衛隊を育て、セヌリ党の親日派が自衛隊の朝鮮半島進出を引っ張るというもどかしい現実…」

「歴史は繰り返す。どの国も信じてはならない。核武装をするとか、(国を)守って行ける方法を見つけなければならない」

「統一が答えだ」

「南北が統一すれば問題も簡単なのに」(翻訳・編集/まつ・むら)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携