BTSメンバーが兵役で再結集は2025年、「EXOの二の舞い」懸念も―中国メディア

Record Korea    2022年12月17日(土) 8時0分

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中国紙・環球時報は15日、「BTSのメンバーが兵役へ、再結集は2025年」とする記事を掲載した。

中国紙・環球時報は15日、「BTSのメンバーが兵役へ、再結集は2025年」とする記事を掲載した。

韓国の人気アイドルグループBTS(防弾少年団)のメンバーのジン(キム・ソクジン)が13日に入隊し、兵役免除論議が一段落した。CNNによると、キム・ソクジンは京畿道漣川郡の韓国陸軍第5師団新兵教育隊に入所し、BTSメンバーがそろって“お兄さん”を見送った。キム・ソクジンは5週間の基礎軍事訓練を受けた後、正式に兵役を開始する。除隊予定日は2024年6月12日だ。

記事によると、BTSの人気の高さを受け、韓国陸軍側はキム・ソクジンの入隊前に「現場の安全を保障するため、関係機関と協力して総合状況室を運営する」と発表。また、緊急患者の発生に備え、現場には救急車を常時待機させ、事故の発生を警戒した。13日午後、6台の黒いバンからなる車列が基地に入り、BTSのメンバーが集合写真を撮ってジンを見送った。これに先立ち、ジンとBTSの所属事務所はファンに見送りに来ないよう呼びかけたが、会場には数百人のファンが現れた。

記事は、「健康な韓国人男性のほとんどは28歳までに18カ月間の兵役が義務付けられているが、韓国議会は2020年に『ポップカルチャーや芸術に秀でた者』に30歳までの兵役の猶予を与えること、ポップ歌手や俳優の兵役期間を緩和したり免除したりすることを認める法案を可決したが、韓国では少なからぬ議論を呼んでいる。今年10月、BTSの所属事務所は同グループのメンバー7人全員が予定通り兵役に就くことを公表した。最年長のキム・ソクジンを皮切りに、全員が(兵役を終え)完全に再結成するのは2025年になると予想されている」と伝えた。

また、「2013年のデビュー以来、BTSは今や世界的なスーパーアイドルグループとなり、100以上の国と地域でシングル1位を獲得し、ソーシャルメディアにも4600万人以上のフォロワーがいる。さらに、2020年に米タイムズ誌が選ぶ『今年のベストアーティスト』を受賞しただけでなく、そのビジネス的価値も韓国経済の重要な要素となっている。2019年にBTSが生み出した経済収益は49億ドル(約6690億円)に達し、同年の国内総生産の0.3%を占めたという研究結果が出ていた。しかし、現在はメンバーが続々と入隊し、3年間もグループ全員で舞台に立つことができないため、BTSの人気に影響を与えることは必至だ。韓国エンターテインメントの構図にも衝撃を与えることになるだろう」とした。

さらに、「これまで韓国の男性グループのメンバーが入隊した後、(所属グループの)人気が下火になるケースがあった。元人気グループ・EXOのパク・チャンヨルが今年9月に兵役を終えたが、メンバー9人のうち4人がまだ兵役を終えていないので、完全復帰は2023年まで待たなければならない。それまでEXOは1人か数人のグループでしか活動できず、K-pop情報サイト「Kpoping」での順位はBTSに押されただけでなく、トップ10からも外れていた。これからBTSも同様の問題に直面する懸念がある。韓国芸能界は競争が激しく、新グループが次々に出てくるため、ファンからすれば現在のBTSの業績は『唯一無二』だが、メンバーがそろわないことで後輩に追い抜かれる可能性もある」と述べた。(翻訳・編集/刀禰)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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