2014年7月1日、ベトナム紙・VNエクスプレスによると、ベトナム工商省の副大臣が国民に「ライチを食べよう」と呼びかけた。「国民9000万人がライチを1〜2房食べれば、（中国との関係悪化で）販売が低下した状態は解消される」と話した。2日付でチャイナデイリーが伝えた。

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1日の記者会見で、副大臣はベトナム北部産ライチの販売状況について言及し、これまでライチの販売は中国への輸出に依存していたが、すでに60〜70％は国内南部で販売を達成できたと語り、南シナ海の問題はベトナム人の国産品を利用する動きを後押ししているとした。

また、「ベトナム政府が中国からライチを輸入している」という風評が出ているが、ベトナム政府事務局主任は記者会見でこれを否定。中国との国境では一部の出入国検査場が閉鎖されたとの報告もあるが、これも事実ではないとし、「中国側が検査を強化しただけだ」と正した。（翻訳・編集/岡田）