国家一級文化財を転売し日本に流出させた5人に有罪判決―中国

Record China    2022年12月22日(木) 19時0分

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中国でこのほど、国家一級文化財「曽伯克父青銅組器」を転売し、最終的に日本に流出させた被告5人に懲役3年4月~6年と罰金の有罪判決が言い渡された。

中国でこのほど、国家一級文化財「曽伯克父(そうはくこくふ)青銅組器」を転売し、最終的に日本に流出させた被告5人に懲役3年4月~6年と罰金の有罪判決が言い渡された。

中国メディアによると、西周後期から春秋初期の「曽伯克父青銅組器」は鼎(てい)、簋(き)、甗(げん)、霝(れい)各1点と盨(しゅ)、壺(こ)各2点の計8点が1組となったもの。

被告5人は2012年末から13年にかけて「曽伯克父青銅組器」の転売に関与。「曽伯克父青銅組器」は19年に東京のオークションに出品された。中国の文化財当局は「公安当局との緊密な連係と在日本中国大使館および関係当局の強力な支援の下、5カ月に及ぶ大規模な返還活動を行い、日本政府の協力の下で返還に成功した」という。上海の警察当局は同年、5人のうち4人を相次いで逮捕した。

中国の裁判所は先月、文化財転売の罪で、被告5人に懲役3年4月~6年と罰金の有罪判決を言い渡した。(翻訳・編集/柳川)




※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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