吉林省天橋嶺林業局で動物保護を担当する職員がこのほど、赤外線カメラの映像をチェックしていた際、15日の映像に野生のアムールトラが映り込んでいるのを発見した。映像を見ると、アムールトラは威風堂々としたオーラを放ちながら森の中を散歩していた。中国放送網が伝えた。

吉林省では最近、野生のアムールトラの姿が何度も確認されており、現地の関連当局が注目している。そして、警察官や動物保護を担当する職員が、野生のアムールトラが出没した地帯でアニマルトラップなどが野生のアムールトラの脅威にならないように「クリーン作戦」を実施しているほか、山の主な入口となる場所に「トラ出没」や「入山禁止」などの注意を促す看板を設置している。また、住民に対しては、アムールトラに遭遇することがないよう、一人で山に入ることはできるだけ避けるよう呼び掛けている。（提供/人民網日本語版・編集/KN）