ここ1カ月の間に相次いで熱愛の話題が持ち上がった中国の俳優バイ・ジンティン（白敬亭）とシュー・カイ（許凱）について、世間の反応には大きな差が見られる。

同じ「90後」（90年代生まれ）人気俳優のバイ・ジンティンとシュー・カイだが、バイ・ジンティンは先月、ドラマで共演した女優ソン・イー（宋軼）とのプライベートが撮られて交際の話題が浮上。一方のシュー・カイもこのほど、所属事務所の後輩女優チャオ・チン（趙晴）らしき女性との親密な様子が報じられた。どちらも最初に中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の芸能関連アカウントで、「90後の人気俳優」などとにおわせのキーワードが上がったのち、翌日に写真や動画が公開されている。

しかし、2人の熱愛の話題には世間の反応に大きな差があると中国メディアが報じている。バイ・ジンティンについては、大小合わせて53のメディアが報道し、閲覧量は29億件を突破。コメントも36億件を超えている。だがシュー・カイについて報じたのは11のメディアで、閲覧量は1億件強、コメント量も3億件に届かず、注目度には30倍の差があるという。

理由については、バイ・ジンティンのお相手のソン・イーが実力も認められている人気女優という点も大きいが、さらに撮られたプライベートが、2人でバイ・ジンティンの両親に会いに行くところだったことも、真剣交際を示す証拠として好意的に受け止められている。もともとスキャンダルとは無縁で好感度が高いことも手伝って、バイ・ジンティンとソン・イーには世間から祝福や応援の声が自然に沸いてくる状況となっている。(Mathilda)