Record China 2022年12月26日(月) 14時20分
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23日、澎湃新聞は、新型コロナについて香港の専門家が「世界的には終結の方向に進んでいる」との見方を示したことを報じた。
2022年12月23日、澎湃新聞は、新型コロナについて香港の専門家が「世界的には終結の方向に進んでいる」との見方を示したことを報じた。
記事は、香港大学李嘉誠医学院生物医学院教授で、ウイルス学の専門家である金冬雁氏が22日に中国国内で開かれたオンラインセミナーで新型コロナに関する発表を行ったと紹介。「以前にインタビューを受けた際に、オミクロン株は免疫力の高い人も容易に攻撃してくると語ったところ、免疫力を高めても意味がなく、ワクチン接種も効果がないという誤解を招いてしまった。私が言いたかったことは、新型コロナウイルスの変異株は感染力の増強と引き換えに発病性が弱まっているということであり、免疫力を高めても無意味ということではない。むしろ、ウイルスに抗うためにはワクチン接種は非常に大切だ」と語ったことを伝えた。
また、金氏が新型コロナウイルスの突然変異率について、インフルエンザウイルスや重症性呼吸器症候群(SARS)ウイルスに比べると遥かに低く、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)のおよそ4分の1だとし「今後突発的に発病性が非常に高い新たな変異株が出現しない限り、世界の新型コロナ感染は終結に向かっている」との見解を示したと紹介している。
さらに、ワクチン接種については筋肉注射式のmRNAまたは非活化ワクチンが肺の保護に、吸入式ワクチンが呼吸粘膜保護に優れているとし、この2タイプのワクチンと、自然感染による免疫獲得が組み合わさることで、新型コロナの大流行が発生する可能性を大きく引き下げることができると述べたほか、現在世界で発生しているパンデミックは免疫力が低く、ワクチン接種をしていない高齢者や子どもが中心になっていると論じ、ウイルスを防ぐための行動としてマスクの装着と、可能な限りブースター接種を受けることを挙げたことを伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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