ロシアのサッカーを統括する団体であるロシアサッカー連合が、欧州サッカー連盟（UEFA）からアジアサッカー連盟（AFC）に移籍するかどうかの最終決定を27日に行うと報じられ、中国でも注目されている。

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、国際サッカー連盟（FIFA）とUEFAはロシアの代表チームやクラブチームの大会への出場を禁止している。

中国スポーツメディアの直播吧が、ロシア国営タス通信の報道として伝えたところによると、UEFAからの脱退にはUEFAに対する財政義務を履行するために半年前に通知する必要がある。中国ニュースメディアの澎湃新聞によると、UEFA上層部はロシアの脱退に反対を表明している。AFCへの加盟にはAFC加盟国の過半数の承認が必要とされる。AFCに移籍してもFIFAの制裁が解けなければ26年ワールドカップ（W杯）予選には参加できない。

中国のサッカーファンからは「来ないでくれ。中国代表がW杯に出場するチャンスが小さくなってしまう」「26年W杯からアジア出場枠が従来の4．5から8．5に増枠されるので、中国代表にとってはまたとないチャンスなのに」「どちらでも構わない。ロシアが来なくても中国代表はW杯に出場できないと思う」「中国代表はW杯出場しても恥をかくだけ。行かない方がいい」「アジアサッカーのレベルアップにつながると思うのでロシアが来るのはいいこと」「中国は承認するのだろうか？」「日韓イランなども反対するのではないだろうか」「ロシアがAFCに来て、代わりに日本がUEFAに行けばいい」などの声が上がった。（翻訳・編集/柳川）