中国の俳優アレン・レン（任嘉倫）に離婚のうわさが浮上し、ネット上の声に向けたスタッフの対応にもファンから批判のコメントが寄せられている。

うわさの発端となったのは、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でこのほど、芸能関係の情報を扱うアカウントがタレントのスキャンダル暴露を予告する投稿を行ったことだった。この投稿では、「ある人気若手俳優」「名前は3文字」「春晩（国営テレビの旧正月の大型特番）に連続出演」と該当する芸能人の特徴を挙げ、この俳優がかつて妻の妊娠中に不倫したほか、密かに離婚してすでに2年になると書かれている。

アレン・レンは2017年のドラマ「麗王別姫～花散る永遠の愛～」でブレークしたが、同年、過去のドラマで共演した女優との交際関係を公表。翌年初めには第1子の誕生を発表した。トップクラスの人気を持つ若手俳優の中では珍しく既婚者だが、この暴露予告の俳優がアレン・レンではないかとの声が上がり、24日にはウェイボーのトレンドランキングで上位を独占する話題となった。

これに対して同じく24日、アレン・レンのマネジメント側のウェイボーが、「極致に達するデマ」と短文を投稿し、全ては事実無根だと否定。アレン・レンのファンからも、人気絶頂時に仕事より愛情を選び、結婚後は家庭についてほとんど語らないことで、家族を守っているアレン・レンの誠実さを汚すものだと怒りの声が上がっている。

また、一部のファンからはマネジメントを担当するスタッフに向けても批判の声が上がった。「こんな適当な言葉ではなく、声明文を発表して正式な態度を示し、タレントを守るべきだ」「アレン・レンはもっと優秀なスタッフを探した方がいい」「あいまいにしてしまうと同じことが何度も起こる」といった不満を訴えるコメントが多く集まっている。（Mathilda）