李鉄氏が監督・コーチ務めた3クラブ、2022シーズン終了後にまとめて「退出」も―中国

Record China    2022年12月27日(火) 7時20分

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中国の元名物記者の冉雄飛氏は25日、自身のウェイボーアカウントを更新し、李鉄氏が監督やコーチを務めた三つのプロクラブは2022シーズン終了後にまとめて「退出」する可能性があると投稿した。

重大な法律違反の疑いで当局による調査を受けていると報じられたサッカー元中国代表選手で昨年まで代表監督を務めた李鉄(リー・ティエ)氏(45)について、中国のスポーツ紙、体壇週報の元名物記者の冉雄飛(ラン・シオンフェイ)氏が25日、自身の微博(ウェイボー)アカウントを更新し、李氏が監督やコーチを務めた三つのプロクラブは2022シーズン終了後にまとめて「退出」する可能性があると投稿した。

投稿によると、李氏が初めて監督を務めた河北華夏幸福は、降格が決まり、選手の給料未払いが生じている。

李氏がアシスタントコーチを務めた広州恒大は残留の泥沼に深くはまっている。残留なら身売りや株式改革による再建の希望もあるが、降格なら完全退出が言い渡されることになる。

李氏が監督時代に何らかの違法行為があったとも伝えられる武漢卓爾は「破産して退出」が95%確定している。3億元(約57億円)近い給料未払いなどをめぐる争いがあり、うち2億元(約38億円)近くが李氏と直接または間接に関係がある。

李氏は現役時代、中国代表の中心選手として2002年のワールドカップ(W杯)日韓大会に出場し、イングランド・プレミアリーグのエバートンやシェフィールド・ユナイテッドなどでもプレー。引退後は、中国リーグの広州恒大や中国代表でアシスタントコーチを務め、中国代表を率いていたマルチェロ・リッピ監督が辞任すると暫定監督として指揮を執り、20年1月に監督に就任。W杯カタール大会のアジア最終予選途中の21年12月に辞任した。中国共産党湖北省規律検査委員会と湖北省監察委員会は22年11月、同氏が重大な法律違反の疑いで調査を受けていると発表した。違反の具体的な内容は不明。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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