2022年「一帯一路」協力、着実に推進―中国外交部

CRI online    2022年12月27日(火) 13時50分

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中国外交部の毛寧報道官は26日の定例記者会見で、中国企業が請け負ったナイジェリアの都市旅客鉄道プロジェクトの進捗状況および「一帯一路」共同建設に関する最新動向をめぐり、記者の質問に答えました。

中国外交部の毛寧報道官は26日の定例記者会見で、中国企業が請け負ったナイジェリアの都市旅客鉄道プロジェクトの進捗状況および「一帯一路」共同建設に関する最新動向をめぐり、記者の質問に答えました。

それによりますと、ナイジェリア最大の都市であるラゴスのライトレールのブルーラインの1期プロジェクトが順調に竣工したということです。この線路は西アフリカ地域初の電気化都市鉄道で、ラゴス州有史以来、最大規模のインフラプロジェクトです。その開通は、地元の交通のプレッシャーを大きく緩和させ、市民のモビリティを便利にし、経済成長を後押ししています。毛報道官は「(ブルーラインは)ナイジェリア、ひいては西アフリカその他の国のレール交通の整備に経験を提供している」と話しました。

また、今年は「一帯一路」協力が着実に推進され、新たに5カ国が中国と「一帯一路」共同建設協力文書に調印しました。今年1-11月、中国と「一帯一路」協力パートナーとの貿易額は逆風の中にもかかわらず、20.4%増加し、中国と欧州を結ぶ定期貨物列車「中欧班列」の運行本数は前の年の同じ時期と比べて10%増加し、発送貨物数は同11%の伸びがありました。また、東南アジア諸国連合(ASEAN)初の高速鉄道の試験運行、カンボジア初の高速道路の正式開通、クロアチアのペリェシャツ橋の開通、パキスタンのカロット水力発電所の運用開始など、一連のシンボリックなプロジェクトが結実しました。

毛報道官は「質の高い『一帯一路』共同建設は各国の発展を促す新たなエンジンを作り出し、共同建設に参加した国々の国民から歓迎されている。来年は習近平主席が唱える『一帯一路』イニシアティブの10周年にあたる。中国は各方面と共に、『一帯一路』という世界に利益をもたらす『発展のベルト』をより栄えたものにし、人類に利益をもたらす『幸福の道』をより道幅の広いものにしていきたい」と述べました。(提供/CRI

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