北朝鮮無人機のソウル侵入、尹大統領は忘年会で対応せず?=韓国ネット「酒を飲むのが仕事なの?」

Record Korea    2022年12月28日(水) 15時0分

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27日、韓国・時事ジャーナルは「北朝鮮の無人機が韓国の領空を侵犯したと確認されたが、NSCは開かれず、尹錫悦大統領は忘年会を兼ねた夕食会に出席していた」と伝えた。写真は韓国大統領府サイトより。

2022年12月27日、韓国・時事ジャーナルは「26日午前に北朝鮮の無人機が韓国の領空を侵犯しソウル上空を飛行したと確認されたが、国家安全保障会議(NSC)は開かれず、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は忘年会を兼ねた夕食会に出席していた」と伝えた。

記事によると、北朝鮮の無人機は26日午前に南北の軍事境界線を越え、京畿(キョンギ)道一帯とソウル北部の上空に侵入した。韓国軍は即刻、対応射撃を行ったが、撃墜には失敗した。これにより仁川(インチョン)国際空港と金浦(キンポ)空港で民間機の離陸が一時、中断されたという。

韓国大統領室は「国家安保室を中心に現場の対応状況をリアルタイムで確認した」とコメントしているが、NSCは開いていない。このことに対し、野党側から「一瞬にして国の格が先進国から墜落した」「安保に穴があったにもかかわらずNSCを開かなかった。尹大統領と大統領室は国民の安全に無関心だということだ」など、批判の声が上がったという。

国軍統帥権者である尹大統領の同日の動向にも注目が集まったが、公開されたのは新たに引き取った飼い犬を伴い執務室に出勤したことと、地方4大協議体の会長団を龍山(ヨンサン)の大統領室に招待し忘年会を兼ねた夕食会を開いたことのみだったという。夕食会は約1時間半にわたって行われたが、明らかにされたのは終了後のことだった。

このことで、「尹大統領は国軍統帥権者としての役割を果たしていない」との声が上がっている。劉承ミン(ユ・スンミン)前国会議員は「尹大統領が北朝鮮の無人機による領空侵略に対し何をしたのか、何を言ったのか、国民には何も伝えられていない。国軍統帥権者がそれでいいのか。保守は安保においてこれほど無能なのか」と強く批判した。

さらに最近、尹大統領が官邸などで非公開で開く昼食・夕食会の回数が増えていると指摘されている。「国民の税金で行われる食事政治」が事後に報道で明らかになったり出席者の口から伝えられたりしている上、内容については「保安」を理由に具体的に伝えられておらず、こうした状況への批判の声も上がっているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「酒を飲むために大統領になったのか?」「尹大統領はお酒が好きですね。飲んでばかり」「犬と遊んで、酒を飲んで遊んで。仕事してないじゃん」「食べて飲んで犬と遊ぶことしか考えてない」「大統領というのは酒を飲むのが仕事なのか?」「本当に戦争が起きても毎日飲んでそうだな」「戦争になったら情報統制しておいて1人だけ逃げそう」「こんな国では不安で暮らせない」など、厳しい批判の声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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