フォックスコン鄭州工場、従業員留任に最高5000元のボーナス―中国メディア

Record China    2022年12月28日(水) 23時0分

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27日、澎湃新聞は、新型コロナ感染拡大による混乱が発生した河南省鄭州市の富士康(フォックスコン)工場が、期限満了を迎えた臨時雇用者が留任する場合にボーナスを出す方針を発表したと報じた。

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2022年12月27日、澎湃新聞は、新型コロナ感染拡大による混乱が発生した河南省鄭州市の富士康(フォックスコン)工場が、期限満了を迎えた臨時雇用者が留任する場合にボーナスを出す方針を発表したと報じた。

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記事は、富士康のデジタル製品事業群が27日、生産上の需要、従業員の要望を踏まえ、今月25日に契約の満期を迎えた臨時雇用者を留任させ、製造部門の重要工程担当者には1人当たり5000元(約9万6000円)、非重要工程担当者には4700元(約9万円)、非製造部門担当者には4500元(約8万6000円)のボーナスを支給することを発表したと紹介。留任期間は来年1月1日から3月20日までとなっていることを伝えた。

その上で、新型コロナの感染拡大に伴う強制的な隔離措置により、大量の従業員が工場から脱出して帰郷するなどの大きな混乱が生じた富士康鄭州工場では生産能力に影響が生じ、iPhone14の出荷量も予定を下回る状況になったと説明。11月7日には富士康側が時給30元での新たな従業員募集に加え、混乱の中で離職した従業員に対して復帰すれば500元(約9600円)の手当を支給する方針を打ち出し、当初は混乱の余波もあり応募が少なかったものの、好待遇ぶりからやがて応募が殺到するようになり、同月16日には応募人数が9万人に達したと紹介した。(翻訳・編集/川尻


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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