2021年の平均賃金はどれくらい?一番お金を使ったのはどこ?―中国

人民網日本語版    2022年12月31日(土) 14時30分

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中国国家統計局はこのほど「中国統計年鑑2022」を編集・出版した。写真は大量の荷物を仕分けする宅配業者。

中国国家統計局はこのほど「中国統計年鑑2022」を編集・出版した。各地域の平均賃金はどれくらいだろうか。一番お金を使ったのはどこの人か。中国新聞網が伝えた。

■中国2021年の平均賃金はどれくらい?

同年鑑によれば、2021年には中国都市部の非民間企業・機関の従業員の平均賃金(年収ベース、以下同)は10万6837元となり、初めて10万元(約190万円)の大台を突破し、前年比9458元増加して、名目増加率は9.7%だった。

地域別に見ると、北京市(19万4651元)、上海市(19万1844元)、チベット自治区(14万355元)、天津市(12万3528元)、浙江省(12万2309元)、広東省(11万8133元)、江蘇省(11万5133元)、青海省(10万9346元)、寧夏回族自治区(10万5266元)、重慶市(10万1670元)の10省・区・市が10万元を超えた。うち北京市と上海市は19万元(約361万円)、チベット自治区は14万元(約266万円)を超えた。

21年の中国都市部の民間企業・機関の従業員の平均賃金は前年比5157元増の6万2884元となり、名目増加率は8.9%だった。

地域別に見ると、北京市(10万11元)、上海市(9万6011元)、広東省(7万3231元)、浙江省(6万9228元)、江蘇省(6万8868元)、チベット自治区(6万6311元)、天津市(6万5272元)、福建省(6万2433元)、海南省(6万2284元)、重慶市(5万9307元)が上位10位に並んだ。うち北京市が10万元を超えた。

■一番お金を使ったのはどこの人?

同年鑑によれば、21年の個人消費支出の中国平均は2万4100.1元(約45万8000円)だった。うち食品・タバコ・アルコール類は7178.1元、衣類は1418.7元、住居は5641.1元、生活用品・サービスは1423.2元、交通通信は3155.6元、教育・文化・娯楽は2598.9元、医療・保健は2115.1元、その他の用品・サービスは569.4元。

21年の地域別の平均個人消費支出のトップ5には、上海市(4万8879.3元)、北京市(4万3640.4元)、浙江省(3万6668.1元)、天津市(3万3188.4元)、広東省(3万1589.3元)が並んだ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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