1月8日から旅客を対象にした検温の取り止めを決定―中国

CRI online    2022年12月31日(土) 23時0分

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中国交通運輸部は2023年1月8日から乗客が駅など公共交通機関を利用する際の検温を取りやめる決定を下しました。

中国交通運輸部の29日の発表によりますと、同部は2023年1月8日から乗客が駅など公共交通機関を利用する際の検温を取りやめる決定を下しました。一方で、駅構内や列車内でのマスク着用や手指消毒を呼びかけています。

国務院新型コロナウイルス感染対策共同予防抑制メカニズム総合グループがこのほど公布した「新型コロナウイルス感染に対する『乙類乙管』の実施に関する全体方案」に基づき、交通運輸部は交通輸送分野での新型コロナ対策を最適化する通知を発行しました。

通知によると、従業員個々人の保護を強化するとともに、交通運輸サービスの第一線で働く従業員に対する定期的なPCR検査の実施を取り止めることも決定しました。一方で、従業員の健康モニタリングや症状管理の実施などを求めています。また、作業中はマスクを着用し、手指の衛生管理を徹底し、発熱などの症状がある場合は速やかに報告し、必要に応じて抗原検査やPCR検査を実施すると共に、地域の防疫指導機関に対して、交通運輸部門に対する感染症対策物資の供給と作業員のワクチン接種を優先的に行うよう積極的に推進することも求めています。

通知ではさらに、輸送の組織化とサービスの強化を求めています。駅、道路のサービスエリア、輸送手段の日常的な公衆衛生管理を十分に行うと同時に、コロナ流行期間中は、職場や旅客の利用する場所では原則として1日1回以上の消毒、1日2回以上の換気を行い、休日には消毒・換気の頻度を適切に増加させることや、医療、生活および石炭や食料などの重点物資の輸送サービスを保証することも求めています。(提供/CRI

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