GDP「1兆元都市」が23年目標値発表、より高い成長率設定の背景は?―中国

人民網日本語版    2023年1月9日(月) 12時0分

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中国には都市GDPが1兆元を超える都市が24都市ある。これら「1兆元都市」の経済発展状況はどうか。2023年の経済成長率目標値はどう設定されているのだろうか。

中国には都市GDPが1兆元(約19兆円)を超える都市が24都市ある。これら「1兆元都市」の経済発展状況はどうか。2023年の経済成長率目標値はどう設定されているのだろうか。中国新聞網が伝えた。

現在の「1兆元都市」は、上海、北京、深セン広州重慶天津蘇州武漢成都杭州、南京、青島、無錫、長沙、寧波、鄭州仏山、福州、泉州、南通、合肥西安、済南、東莞の24都市。

5日までに、武漢、済南、青島、長沙、合肥、鄭州、福州、東莞が2022年のGDP成長率データ(速報値)を発表した。

武漢は23年政府活動報告の中で、22年のGDP成長率は約4.5%、GDPは約1兆9000億元(約36兆1000億円)になるとの見通しを示した。

合肥も23年政府活動報告の中で、22年のGDP成長率は約3.6%、GDPは再び1兆元の大台を突破して1兆2000億元(約22兆8000億円)になるとの見通しを示した。

鄭州の23年政府活動報告によると、大まかな計算では、22年のGDP成長率は約2%になる見込みだ。福州は22年のGDP成長率は5.2%以上になると見込み、長沙は22年のGDP成長率は4.8%になるとし、済南は市全体でGDPが1兆2000億元を超えるとの見通しを示した。

21年にGDPが1兆元と人口1000万人を達成した東莞はこのほどデータを発表し、22年のGDPは1兆1000億元(約20兆9000億円)を超えるとの見通しを示した。

また、武漢、済南、青島、長沙、合肥、鄭州、福州が政府活動報告の中で打ち出した23年のGDP目標値は5.5%から7%の間に集中し、いずれも22年の実際のGDP成長率より高い。

23年のGDP成長率目標値が22年の実際の成長率を上回ったことの背景には、23年に中国の経済運営が全体的に回復することへの期待がある。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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