中国航天科技集団（CASC）の責任者はこのほど、「今年は打ち上げミッションを50回以上計画しているとともに、嫦娥7号や天問2号などの重大プロジェクトのモデル研究製造作業を展開する」と明らかにしました。

発表によりますと、同集団は今年、月探査プロジェクト第4期と惑星探査プロジェクトを全面的に推進し、嫦娥7号、天問2号などのモデルの研究製造作業を展開するほか、長征6号丙打上げ用ロケットの初打ち上げも果たす予定です。同時に、今年は有人宇宙ステーションプロジェクトが応用・発展段階に入り、常時運用モードに移行します。

中国航天科技集団は2022年に宇宙ステーション建造のための打ち上げミッション6回および宇宙船帰還ミッション2回を成功させ、中国の宇宙ステーションが最終的に完成しました。打ち上げ回数は初めて50回を超え、同集団の打ち上げとモデル飛行試験の連続成功という新記録を樹立しました。（提供/CRI）