Record China 2023年1月11日(水) 10時0分
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2019年に中国サッカー協会からの要請を受けて中国国籍を取得したブラジル出身のリカルド・グラールが、ブラジルのクラブ、バイーアとの契約を更新し、ブラジル国籍再取得に向けて動いていることを認めたという。
2019年に中国サッカー協会からの要請を受けて中国国籍を取得したブラジル出身のリカルド・グラール(31)が、ブラジルのクラブ、バイーアとの契約を更新し、ブラジル国籍再取得に向けて動いていることを認めたと、中国スポーツメディアの鳳凰網体育が10日付で報じた。
それによると、リカルド・グラールは契約更新後の記者会見で、「(ブラジル国籍再取得に関する)事態がどのように進んでいるのかについて尋ねなければならない。私は楽観している。担当するチームに任せている」と語った。
リカルド・グラールをめぐっては、外国人枠を一つ空けたいというバイーアの希望を受け入れて、中国国籍離脱の届け出をする予定だと報じられていた。
リカルド・グラールは2015年にクルゼイロから中国スーパーリーグの広州恒大へ1500万ユーロ(約21億円)で移籍。19年に中国国籍を取得して中国人選手となったが、ブラジル国内のクラブにレンタルされた期間があることから、国際サッカー連盟(FIFA)のルールである「帰化選手はその国で5年間の連続居住期間が必要」を満たすことができず、中国代表としてワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選への出場はかなわなかった。
中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では、この話題に関連し、「中国サッカー協会の帰化計画は失敗に終わったのか」とするハッシュタグが一時、トレンド上位に浮上した。
中国のウェイボー利用者からは「完全に失敗」「協会は解散しろ」「協会は根が腐りきっている」「何か成功したことはあるのか?」「帰化計画に費やす大金があるなら、スタジアム建設やユース世代育成に投じろ」「たとえメッシの帰化に成功したとしても、この協会がある限り、中国サッカーに未来はない」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)
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