日本は長期ビザ、韓国は短期ビザの発給停止…中国政府の対応レベルに違いー韓国メディア

Record Korea    2023年1月11日(水) 13時0分

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11日、韓国・ニュース1は「中国政府が日本人と韓国人へのビザ発給を制限したが、対応のレベルに違いが見られた」と伝えた。

2023年1月11日、韓国・ニュース1は「中国政府が日本人と韓国人へのビザ発給を制限したが、対応のレベルに違いが見られた」と伝えた。

記事によると、中国政府は日韓が中国からの入国者に対する新型コロナウイルスの水際対策を強化していることへの対抗措置として、日本国民には一般ビザの発給を停止し、韓国国民には短期ビザの発給を停止した。記事は「停止されたビザの範囲に違いがあり、韓国に対しては条件を付けてビザ発給再開の可能性を示唆しているため、日本側により強力な措置を取ったものとみられる」と指摘している。

10日から韓国国民への発給が停止された短期ビザには訪問、商務貿易、観光、医療、私的事情が含まれる。180日以上の滞在が可能な長期ビザである就労ビザ(Z)、長期随行家族ビザ(S1)、長期留学ビザ(X1)、長期親族訪問ビザ(Q1)は今回の措置以降も正常に発給される。ただ、観光目的の短期ビザはコロナ流行初期からすでに発給が停止されている状態だという。

一方、日本国民に対しては一般ビザ(外交、礼遇、公務を除く訪問目的のビザ)の発給が停止された。ある日本メディアは「中国の今回の対応では、日本からの渡航自体が困難となる」「旅行会社では、人道的目的で発給されるビザ以外は申請が受け付けられなくなった」などと伝えたという。

ビザ発給再開時期についても、在韓中国大使館は「韓国による差別的な入国制限措置が取り消されれば調整する」と説明したが、在日中国大使館は言及がなかったという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「それで?日本より優しくたたかれたから感謝しろと?」「中国とはこのまま距離をとって暮らすのが良い」「韓国政府も強力な対応をしてほしい」「それだけ韓国に朝鮮族が多いということ」などの声が上がっている。

一方で「無能な尹政権のせいで打撃を受ける多くの企業たち。尹政権は後先考えずに行動する」「中国が嫌いでも、米中の間でうまくやるのが韓国の運命だ」「輸出で暮らす国が、一度も黒字を出せていない日本にへつらい、30年黒字を出した中国に脱中国政策を宣言。そんなことをしたら国が滅びる」「脱中国?断交する覚悟がない限り、大統領はそんな言葉を発してはならない」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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