Record China 2014年7月8日(火) 6時10分
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6日、環球時報は、韓国が米中の間で大きな利益を得ているのに対し、米国依存で中国敵視政策を貫く日本は不利益を被り、米国の全面的支援も得られないと主張する記事を掲載した。写真はソウル駅構内。
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2014年7月6日、環球時報は、韓国が米中の間で大きな利益を得ているのに対し、米国依存で中国敵視政策を貫く日本は不利益を被り、米国の全面的支援も得られないと主張する記事を掲載した。以下はその内容。
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中国の周辺外交を語るにあたって、頭に浮かぶ国は米国だろう。米国のアジア回帰戦略は、中国の台頭に対してバランスを取るものであることから、米中の戦略的緊張は高まっているように見える。中国の周辺国は等しく米中関係という大局の影響を受けており、そこから利益を得るか、損失を被るかは、米中の競争の性質やその国のバランス感覚によって決まる。目下のところ、韓国は相当にうまくやっているようだ。
米国は韓国の同盟国であり、中国は最大の貿易相手国だ。韓国の安全保障と経済発展は、それぞれ米国と中国に対する依存を生んでいる。近隣国であり、長期にわたる朝鮮半島問題も存在することから、中韓には潜在的、そして緊急性の高い対立が少なくない。両国が衝動的な態度を取れば、中韓関係は国際政治においてたびたび見られる大きな不確実性の中に巻き込まれてしまうだろう。
だが、中韓関係では理性が依然として優勢を占めている。韓国は米韓同盟と北朝鮮との対立の隙間を縫って、驚異的な規模で効果的に対中関係を発展させている。利益の積み重ねによって、韓国は米中の間で「緩衝者」としての役割を果たす自信を深め、年を経るごとに米国への傾斜を強める日本と比べ、大きな戦略的利益を手にしている。
日本と中国の衝突は何ら特別なことではない。日中対立の根本的原因は、中国台頭に対する日本の敵視であり、日本は米国の力をたのみとし、一部のアジア国家と共同で中国を抑えこもうとしている。だが、米中関係は日本が願うような悲惨な状態ではない。日本が米国依存を貫き、へりくだってお願いをしようとしても、米国を困らせるだけだ。米国は中国のメンツを徹底的につぶすつもりはないが、日本は躍起になって中国と敵対しようとしている。そのため、中国の集中的な反撃を受け、米国からの支持も限られたものとなっているのである。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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