女子学生、就寝中にベッドから落ち死亡=「心配していたことがついに…」―中国

Record China    2023年1月14日(土) 23時0分

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中国・江蘇省蘇州市の学校の寮でこのほど、ベッドから転落した女子学生が死亡する事故があった。

中国・江蘇省蘇州市の学校の寮でこのほど、ベッドから転落した女子学生が死亡する事故があった。中国メディアの大衆網が12日付で伝えた。

事故があったのは昨年12月3日午前0時半ごろ。蘇州托普信息職業技術学院の寮の部屋のベッドで就寝中だった22歳の宋(ソン)さんが床に転落し昏睡状態に。気付いたルームメートが救急車を呼び、その後宋さんの母親にも連絡した。

救急車で病院に運ばれた宋さんは手術を受けたものの自発呼吸が戻らず、2日後の5日午後7時16分に死亡が確認された。

宋さんの寮で使用されていたのは机の上にベッドがあるいわゆる「システムベッド」で、床からの高さは180センチほど。ベッドの一部に柵はあるものの柵の高さは15センチほどしかなく、マットレスや布団を敷くとほぼ「ないに等しい」状態になる。


遺族は安全管理に問題があったとして学校側を訴える準備をしており、学校側の公開謝罪と宋さんの追悼会の開催、校内全ての問題のあるベッドの改善を求めている。

中国のネットユーザーからは「(柵が)15センチって低すぎでしょ」「こんなの怖くて眠れない」「ずっと心配していたことがついに起きた」「うちの学校の寮も同じようなもん」「高校の時の寮は壊れていて柵なしだったよ。今、生きていられるのは寝相が良かったおかげ」「これはほとんどの学校の寮で改善の必要がある」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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