2023年1月13日、界面新聞は、韓国の済州島知事が中国人観光客の到来を歓迎するメッセージを発したことを報じた。一方で、中国からの入国者に対する水際対策をめぐり両国関係がギクシャクするなかで、中国のネット上の反応は冷ややかだ。

記事は、韓国にある中国大使館の微信（WeChat）アカウントが先日、韓国各界と広く接触を行った結果、多くの人や観光、ホテル、小売業界関係者が中国人観光客の韓国訪問再開に期待を寄せ、熱烈な歓迎の意向を示したと紹介したことを伝えた。

その上で、韓国有数の観光地・済州島がある済州道の知事が先日インタビューを受けた際に、「済州島は美しく穏やかな生態環境を持っており、中国人観光客が最も喜ぶ韓国の代表的な観光地である。歴史的に見ても中韓は文化の強い絆があり、経済協力のパートナーでもあり続けた。両国関係にはいささかの波が出現するが、平和と共存の大きな潮流に伴って、われわれは再びウインウインの未来を迎えることができると信じている。中韓両国政府が友好的な交渉を通じて、現在の水際対策問題について速やかに解決することを望む」と述べ、中国と済州島を結ぶ航空便が一日も早く再開し、多くの中国人観光客が再び済州島を訪れることに期待を寄せたことを紹介している。

この件について、中国のネットユーザーから「韓国に見どころなんてあるのか。自虐的な米国の走狗で、中国人に対し甚だ非友好的。キムチと整形、米国兵しかないじゃないか」「韓国に行くようなやつは売国奴だ」「韓国の現政権下では、中国人は別の国に行ったほうがいい」「一度行って、もう行かなくていいと思った。国内旅行のほうがはるかにいい」「中国国内に見どころのある場所がたくさんあるのに、どうしてわざわざお金を払ってまで恨めしき韓国に行かなきゃいけないのか」など、手厳しいコメントが続々と寄せられた。（翻訳・編集/川尻）