2023年の春節（旧正月）を控え、上海では春節の年越し料理「年夜飯」の市場が活気を取り戻しつつあり、レストランの予約や料理のデリバリーが共に急増しています。

上海のレストランでは、春節の年越し料理の席の予約が昨年11月にスタートし、現在の予約はすでに80%以上に達しています。また、調理済みの食品やお惣菜も市民の年越し料理として注目されるようになり、特に老舗飲食店が手掛けた年越し料理が人気商品となっています。飲食調理業界協会の簡易統計によると、今年の年越し料理における調理済み食品の供給量は前年同期比で20%近くの増加となりました。

また、インターネットのデリバリーでも「春節連休中も休業なし」「クラウド形式で年越しを」といったさまざまなキャンペーンを展開しています。今年は食材コストが大幅に上昇しましたが、飲食店が提供する年越し料理の価格は昨年とほぼ同じ水準で、価格は安定しています。一方、レストランでの年越しディナーの平均価格は前年同期に比べて小幅に増えたということです。（提供/CRI）