2023年1月16日、韓国メディア・アジア経済は「昨年のK-POP音盤（CDなど）輸出額が過去最高額を記録し、最大輸出国は日本だと集計された」と伝えた。

韓国関税庁の統計によると、22年の音盤輸出額は前年比5．6％増の2億3311万3000ドル（約299億円）だった。17年に初めて4000万ドルを超えた輸出額は毎年、急成長を重ねており、20年には新型コロナウイルス感染症のパンデミック（世界的大流行）により公演が行われなくなったことで音盤販売が伸び、1億ドルを突破。21年には2億ドルを超えたという。

また昨年、韓国の音盤を最も多く輸入した国・地域は日本（8574万9000ドル）で、中国（5231万6000ドル）、米国（3887万7000ドル）と続いた。4～10位は台湾、オランダ、タイ、香港、ドイツ、インドネシア、フランスとなっている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「中国より日本のほうが買っているとは」「オランダというのは意外だな」「だからアイドルグループに日本人メンバーが1人か2人いるのか」「思ったより規模が大きくはない」「過去は過去。ビジネスの相手として日本は悪くないと思う。東南アジアなどでは韓流が人気のはずなのに実績に表れていない。購買力に問題があるのでは」「欧州では一部のオタクを除いてはいまだに不毛のようだ。南米は金にならない」「K-POPの成長と共に、芸能人と所属事務所との不公正契約などの問題がなくなって、成熟した産業になってほしい」などのコメントが寄せられている。（翻訳・編集/麻江）