香港メディアの香港01は17日、日本を訪れる中国人観光客に関し、あるネットユーザーが投げ掛けた疑問について伝えた。

記事は台湾・聯合新聞網の報道を紹介するもので、ネットユーザーの投稿は「日本の街で見かける中国人観光客の数が以前に比べ少ないのはなぜか」という内容。

報道は、中国政府が今月8日に新型コロナウイルスの水際対策を緩和したことや、日本はずっと中国人に人気の観光地だったことにも触れ、「中国人が日本を訪れる際、中国にある日本大使館に直接ビザを申請することはできず、現地の旅行代理店を通さなければならない。現在扱っている観光ビザは年収1000万円以上の人向けのものだったのだ」という投稿者の日本の報道を基にした「気付き」を伝えている。また、投稿者が「今、日本で出会う中国人は年収が1000万円を超えているのか」と思い至り、日本に観光に行く中国人に安全への注意を呼び掛けたことも紹介した。（翻訳・編集/野谷）