リチウムイオン電池の全産業チェーン製造能力と優位性ある生産能力を構築へ―中国

人民網日本語版    2023年1月20日(金) 7時30分

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中国工業・情報化部は近年、関係当局と共に『工業エネルギー効率向上行動計画』を発表・実施し、グリーンエネルギー設備産業の発展に力を入れている。資料写真。

国務院新聞弁公室が18日に行った記者会見で、工業・情報化部運営モニタリング協調局の責任者である陶青(タオ・チン)氏は、「グリーンエネルギー設備産業を発展させることは、グリーンで低炭素な発展を推進し、『ダブル炭素(二酸化炭素排出量ピークアウトとカーボンニュートラル)』の目標達成の重要な措置だ。工業・情報化部は近年、関係当局と共に『工業エネルギー効率向上行動計画』を発表・実施し、グリーンエネルギー設備産業の発展に力を入れている」と述べた。

(1)高効率・省エネ設備の普及の加速。国家工業・情報化分野省エネ技術設備推薦リストを選定・発表し、133項目の高効率モーター、変圧器、コンプレッサー、風力発電機などの省エネ設備の推進・拡大を加速している。

(2)太陽光や風力などの再生可能エネルギーとリチウムイオン電池の全産業チェーン製造能力と優位性ある生産能力を構築。2022年末現在、中国が独自に研究開発したシリコンヘテロ接合太陽電池の変換効率が世界をリードしている。中国の風力発電機の生産量は世界の3分の2を占めている。単体容量が持続的に拡大し、最新の陸上風力発電機は6MW以上に上っている。中国の22年の風力・太陽光発電の新規設備容量は1億2000万kW以上で、累計設備容量は7億kWを超えた。これにより、再生可能エネルギーの発電設備容量は12億kW以上になった。

陶氏は、「今後はダブル炭素の目標を堅持し、モーターと変圧器のエネルギー効率向上計画を実行し、国家工業・情報化分野省エネ技術設備リストの作成を組織し、『省エネサービスの企業進出』をテーマにしたイベントを行う。風力、太陽光、水力、水素エネルギー、蓄電などのグリーンエネルギー設備とエネルギー・エレクトロニクス産業の発展を加速し、グリーン・低炭素発展を新たな段階に押し上げ、経済・社会の発展の全面的なグリーンなモデル転換の促進に積極的に貢献する」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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