ゼロコロナ撤廃後も複数年有効マルチビザは依然使えず、駐米中国大使が理由を説明―中国メディア

Record China    2023年1月23日(月) 15時0分

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20日、中国新聞網は、新型コロナによる規制緩和以降も複数年有効のマルチビザ使用が停止されたままとなっていることについて、中国の駐米大使館報道官が説明を行ったと報じた。写真はワシントンの中国大使館。

2023年1月20日、中国メディアの中国新聞網は、新型コロナによる規制緩和以降も複数年有効のマルチビザ使用が停止されたままとなっていることについて、中国の駐米大使館報道官が説明を行ったと報じた。

記事は、今年に入って中国政府が入国者に対する強制隔離などの措置を撤廃して以降、中国系米国人の間で「中国政府はいつ10年有効期限のマルチビザ使用を再開させるのか」について注目が高まっているとした。

その上で、米国にある中国大使館の報道官が20日、「20年3月26日以前に発給され、なおも有効期間内にある複数年有効のマルチビザについては引き続き使用を停止している。その主な原因は、観光系のビザが大量に含まれているからだ。中国政府は今後、感染状況の変化に基づき適時措置を調整する」とコメントしたことを紹介した。

報道官によれば、中国政府が今月8日に新型コロナに関する厳しい規制を撤廃するとともに外国人が中国にスムーズに入国できるよう措置を講じており、定住、訪問、越境、ビジネス、里帰りなどのビザについては審査、発給を再開する一方で、観光や医療アクセスを目的としたビザ申請は受理していないという。

また、有効期間内にある複数年有効のマルチビザ所有者が現時点で中国に赴く必要がある場合には、中国大使館が具体的な状況を鑑み審査を行った上で新たなビザを発給するとともに、相応の便宜を図るとのことだ。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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