スケート・ショートトラックの五輪金メダリスト、リュウ兄弟が中国に帰化―中国メディア

Record China    2023年1月25日(水) 17時0分

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中国スポーツメディアの網易体育は25日、スピードスケート・ショートトラックの五輪金メダリスト、シャオリンサンドル・リュウ、シャオアン・リュウ兄弟が中国に帰化したことが分かったと報じた。

中国スポーツメディアの網易体育は25日、スピードスケート・ショートトラックの五輪金メダリスト、シャオリンサンドル・リュウ(27)、シャオアン・リュウ(24)兄弟が中国に帰化したことが分かったと報じた。

リュウ兄弟は中国人の父とハンガリー人の母の間にブダペストで生まれた。2018年冬季五輪平昌大会のショートトラック男子5000メートルリレーでハンガリーに冬季五輪初の金メダルをもたらし、シャオアン・リュウは22年北京大会のショートトラック男子500メートルでも金メダルを獲得した。

網易体育がハンガリーメディアの報道として伝えたところによると、リュウ兄弟は昨年のクリスマス期間中に中国への帰化手続きを完了したという。

網易体育は「リュウ兄弟は中国代表として26年冬季五輪に出場する資格を得たことになる」と報じた。国際オリンピック委員会(IOC)の五輪憲章によると、国の代表を経験した後に国籍変更した場合、3年たてば五輪出場が原則認められる。

中国国営新華社通信などによると、ハンガリースケート協会は昨年12月20日の声明で、リュウ兄弟から申し出があった国籍変更に同意するとともに、協会が過去3年間に兄弟のために投じた費用の弁償請求について放棄することを臨時の理事会で決定したと発表。「リュウ兄弟が国籍を変更しようとしていることに遺憾の意を表するとともに、ハンガリーの最初の冬季オリンピックチャンピオンであり、国家のスポーツの歴史に忘れられない成功を残したことに感謝の意を表する」としていた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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