Record China 2014年7月8日(火) 11時45分
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8日、環球時報は、日本人が中国を「反日」という言葉で表現していることについて「日本人が自らを過大評価していることがその背景にある」とした上で、「大国となった中国はいかなる国に対しても反抗心は持たない」と指摘した。写真は天安門。
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2014年7月8日、環球時報は、日本人が中国を「反日」という言葉で表現していることについて「日本人が自らを過大評価していることがその背景にある」とした上で、「大国となった中国はいかなる国に対しても反抗心は持たない」と指摘した。
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盧溝橋事件(中国名:七七事変)の77周年を迎えた7日、北京では記念式典が盛大に催された。日本メディアは「中国の反日活動がさらにヒートアップした」などと報じている。
記事では、中国人は日本人に嫌悪感を抱いているが、中国社会が「反日」だとする論調は言い過ぎだと指摘。その理由として、「大国となった中国は、いかなる国にも反抗心を持ったり、憎しみ合ったりはしない。中国の発展と安全保障は世界という極めて広い範囲を対象とするものであり、中国は、その一部に過ぎない日本を憎むには及ばない」と論じた。
その上で、一部の日本人が中国を「反日」という言葉で表現していることについて、「日本人が自らを過大評価していることがその背景にある」と指摘した。
一方で、現在の日本については、「反中」の勢いが増していると指摘。日本政府が対中政策で見せる「いらだち」の原因は、中国との具体的な衝突に起因するものではなく、中国に対する戦略的な危機感によるものだとした。
記事ではまた、「日本は中国の対外政策における自らの位置を高く見積もりすぎてはいけない」とした上で、「中国の側から言えば、日本と友好関係にあることは最善だが、仮に不仲でも受け入れることはできる。日本との関係悪化がもたらす影響は、日本人が考えるほど深刻ではないからだ」とも指摘した。(翻訳・編集/NY)
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2014/7/8
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