春節（旧正月）が明け、中国各地では多くの大型プロジェクトが次々に着工し、急ピッチで建設を進めています。

交通拠点となる北京市副中心駅の建設現場では28日、約1000人の作業員と職人、100台以上の大型機械設備が投入され、作業が進められています。このプロジェクトは現在、高速鉄道駅建設の重要段階に差し掛かっています。今後は、2023年末までに主要構造を完成し、2024年末の開通を目指しています。

大連では28日、23件の新規プロジェクトが一斉に着工しました。総投資額は840億元近くに達しています。今年、大連ではすでに3600件の重大プロジェクトが計画・準備段階にあり、プロジェクト数と投資規模は前年同期比でそれぞれ24.8%増と26.2%増となっています。

福州・厦門（アモイ）地区では28日、中国初の海峡横断高速鉄道となる福厦高速鉄道沿線の工事がスタートし、3000人以上の作業員が工事を始めました。福厦高速鉄道の開通により、両地域は「1時間生活圏」となります。東南沿海都市一帯の急速な発展を促進する上で、重要な意義があるプロジェクトです。（提供/CRI）