人口大省の四川省、出産政策を大幅緩和―中国

Record China    2023年1月31日(火) 18時30分

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独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは30日、人口大省の中国四川省が出産に関する政策の大幅緩和を打ち出したことを伝えた。写真は四川省成都市の繁華街。

独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは30日、人口大省の中国四川省が出産に関する政策の大幅緩和を打ち出したことを伝えた。

記事は、四川省衛生健康委員会が先ごろ発表した「生育登記服務管理弁法」について、出産登録する人が結婚しているかどうかという条件を取り消し、出産する子どもの数の制限もなくしたことを「重大な変化」として紹介。また、「2019年版では既婚夫婦の出産登録のみ認めていた」と述べ、「中国の出産登録制度は女性の妊娠・出産期における医療サービス、産休、出産手当てなどの獲得に関係する。未婚出産登録政策が始まれば、未婚者も関連する待遇を得られる」と説明した。

中国では2022年末時点の人口(14億1175万人)が前年末比85万人減と、61年ぶりの人口減少が起きた。記事は、専門家が「中国の人口は引き続き委縮し、経済と社会の発展に厳しい課題がもたらされるだろう」と予測していることを伝えた上で、「中国は15年に一人っ子政策を手放し、21年には「三人子政策』に至った。その間、一部の地方政府は出産奨励措置を打ち出したが効果は不鮮明だ」としている。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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