中国物流購買連合会と国家統計局サービス業調査センターは31日、1月の中国購買担当者景気指数（PMI）を発表しました。うち、製造業PMIは先月より3．1ポイント上昇して50．1となり、好不況を判断する節目の50を上回り、製造業の明らかな景況改善を示しています。これは中国の製造業PMIが3カ月連続で50以下で推移した後、再び拡大の境目を越えたものです。

コロナ対策の緩和と経済刺激策の実施に伴い、市場のニーズは急速に高まっています。サブ指数を見ると、1月の新規受注指数は先月より7ポイントと大幅に上昇して、50．9に達しました。需要の回復と移動制限の緩和を受けて、企業の生産活動も安定的に回復し、生産指数は3カ月連続の低下から上昇に転じました。企業の雇用ニーズも回復し、従業者指数は前月より2．9ポイント上昇しました。また、企業は生産活動の持ち直しに楽観的であり、市場の見通しを示す1月の企業経営活動予期指数は先月より3．7ポイント上昇して55．6に達しました。

一方、1月の中国の非製造業PMIは先月より12．8ポイント上昇して54．4となりました。（提供/CRI）