中国メディアの紅星新聞によると、寧夏回族自治区銀川市にあるポルシェセンターがこのほど、パナメーラの特別仕様車の新車（価格112万7000元＝約2100万円から）を12万4000元（約230万円）で注文を受け付けるということがあった。

銀川のポルシェセンターが1月30日、アプレット上に、価格12万4000元、頭金3万元、デポジット911元として掲載したところ、600件近い注文が入り、当該ページはその後削除された。

ポルシェセンターを運営する会社は取材に対し、価格誤表記ではなく、1台限りの在庫が売り切れたためページを削除したと説明。最初の注文成立後、後続の注文は自動的に無効と判断され、デポジットは48時間以内に返金されるとした。

だがページには1台限りの販売であることや「セール」的な文言は一切なく、投げ売り状態だったことなどから、SNS上では何らかのミスによる価格誤表記を疑う声もあったという。（翻訳・編集/柳川）