梨泰院雑踏事故遺族らがソウルに合同焼香所を設置?=韓国ネットは反対の声多く

Record Korea    2023年2月5日(日) 16時0分

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3日、韓国・ニュース1によると、梨泰院雑踏事故の遺族団体らが、事故から100日を迎える4日に光化門広場で追悼祭を行い焼香所を設置する計画だと伝えられ、懸念の声が上がっている。写真は梨泰院。

2023年2月3日、韓国・ニュース1によると、昨年10月にソウル・梨泰院(イテウォン)で発生した雑踏事故の遺族団体と最大野党「共に民主党」が、事故から100日を迎える4日に光化門(クァンファムン)広場で追悼祭を行い焼香所を設置する計画だと伝えられ、懸念の声が上がっている。

記事によると、追悼祭と焼香所の設置を計画しているのは、遺族団体「10・29梨泰院惨事遺族協議会」、共に民主党、市民団体「梨泰院惨事市民対策会議」など。ソウル市は追悼祭開催の申請には日程問題などを理由に許可を出しておらず、焼香所の設置場所については梨泰院駅の1つ隣、緑莎坪(ノクサピョン)駅地下4階とすることを提案したが、遺族協議会が拒絶したという。

遺族協議会は「市の方針とは関係なく光化門広場への焼香所設置を強行する」方針を市側に通達したと伝えられる。集会に関しては、ソウル市庁舎付近の3つの道路での許可が出ている状態だという。

焼香所設置が強行された場合、ソウル市が物理的に防ぐ方法はない。記事は「市の許可なく焼香所を設置し、長期間にわたり無許可で広場を占拠した『セウォル号焼香所』の再現になるのでは、という懸念の声が上がっている」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「光化門広場は市民の憩いの場であり観光地だ。遺族の利益を代弁する場ではない。追悼は墓前や自宅で静かにすべきだ」「国のために戦って死んだわけでもないのに、なぜ国民に追悼を強いるのか」「我が子を失ったことは気の毒だが、なぜ私たちがずっと追悼していなければならないのか。追悼はあなた方の家でどうぞ。政治的に利用しようとする連中や、一部の非常識な遺族のせいでまた騒ぎになるのは勘弁してほしい」「全て国の責任だと言うのか?」「雑踏の中に出かけるなと親が止めるべきだった。我が子のことなのに、親は何も悪くないとでも?」「なぜ光化門広場でやりたいのか。政治的な意図があるんでしょ」「まともに政治利用されたって感じだね」「セウォル号第2弾だな。うんざりする」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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