日本の島を購入した中国人女性34歳、大評判になり「もう反応したくない」

Record China    2023年2月4日(土) 21時0分

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中国では若くして日本の島を購入したという女性が羨望と好奇心の対象になった。女性は3日になり取材に応じて事情を説明したが、話題になったことで生活に影響が出ているので「もう反応したくない」と述べた。

中国では最近になり、若くして日本の島を購入したという女性がネット民の羨望と好奇心の対象になった。女性は3日になり、中国人メディアの紅星新聞の取材に応じて島を購入した経緯や所感を説明したが、「話題の人物」になったことで生活に影響が出ているので、「今後は島購入の話題に反応したくない」と述べた。

評判になったきっかけは、女性が購入した島で自撮りした動画をSNSに投稿したことだった。女性自身は購入額を明かさなかったが、これまでの報道によると、競売の開始価格は60万元(約1100万円)程度だったという。

中国では「30歳女子が島の主になった」などとして情報が広がったが、紅星新聞によると女性の年齢は34歳。女性によると、一族で不動産と金融の仕事をしており、自分自身は2014年に飲食業で起業した。

動画を投稿した動機は「海の美しさを皆さんと共有したかった。実際にそれだけ」という。女性は海沿いの都市である山東省青海の出身で、「青島の海を美しいと思っている。だから、購入した島に行って美しい海の水を見た時に、とても素晴らしいと思った」と話した。

島は一族の会社が購入した。ネットでは、「個人で島を入手」と騒がれているが、女性は「個人メディアが意図的にミスリードしている」として、強い不満を示した。島の土地の不動産登記は全部で917筆あるが、会社が購入したのはうち720筆という。

契約日は2020年12月24日で、2021年2月2日には手続きを完了した。最近になり島に行くことができたので、実際に足を運んで動画撮影もした。

女性によると、島はそれまでにも競売に出されたことがあるが、何度も不成立に終わった。女性の一族が経営する会社が競売に乗り出したことで、ようやく契約が成立した。

島の用途について女性は明言しなかったが、ビジネス目的に利用することは否定しなかった。さらに、「もし将来、皆さんのおっしゃるように素晴らしい開発が行われる日が来たならば、私は自分の力の及ぶ範囲で皆さんを島に招待する。遊びに来られることを歓迎します」と述べた。

女性によると、島購入で騒がれたことで、生活に影響が出ている。そのため「今後は島購入の話題に、何の反応もしたくない」とのことだ。(翻訳・編集/如月隼人


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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