2022年2月6日、中国版ツイッター・微博で、卓球男子中国代表の馬龍（マー・ロン）が代表入り20周年を迎えたとして注目を集めている。

馬は6日昼ごろに自身の微博アカウントを更新、「やあ、20年だよ。まだまだ行けるよ」とのコメントとともに卓球場での自撮り写真を掲載。これに多くの微博アカウントが反応した。

中国中央テレビ（CCTV）スポーツチャンネルの微博アカウントは6日、馬の書き込みを画像で紹介するとともに、馬がちょうど20年前の2003年2月6日に初めて中国代表に選ばれたこと、20年の中国代表キャリアの中で世界チャンピオンに27回輝き、五輪では5つの金メダルを獲得し、五輪・世界選手権・ワールドカップの3大大会シングルスですべて2回優勝する「ダブルグランドスラム」を達成したことを紹介。「熱い心がある限り、永遠に現役だ。歴史はまだまだ続く」とのコメントを付している。

馬龍は1988年生まれの34歳。03年に14歳で中国代表に選ばれるとしばらくジュニアで活躍し、05年からシニアに参戦。10年から17年にかけて世界ランク1位の常連となり、特に15年3月から17年12月までの34カ月間連続で1位を守り続けた。今年1月31日付の世界ランクは2位。

大きな節目を迎えた中国卓球界のレジェンドに、中国のネットユーザーは「卓球史上最も偉大な選手。中国人の誇り」「永遠に尊敬、称賛に値する」「自分が生まれて間もないころから中国代表に入ってるなんてすごいわ」「伝説はまだ終わらない」「体のコンディションを保って、パリで会いましょう！」といった称賛、応援のコメントを続々と寄せている。（翻訳・編集/川尻）