中国国産旅客機「C919」、エンジンの問題で検証飛行取りやめに?―中国

Record China    2023年2月7日(火) 17時0分

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中国東方航空が調達した大型旅客機「C919」をめぐり、エンジンの問題による検証飛行の取りやめについて説明する動画が中国のモバイル向けショートビデオアプリ「快手」に投稿された。

中国東方航空が調達した大型旅客機「C919」をめぐり、エンジンの問題による検証飛行の取りやめについて説明する動画が中国のモバイル向けショートビデオアプリ「快手(Kuaishou)」に投稿された。

「C919」は中国商用飛機が製造した初の国産大型旅客機で、昨年12月9日に1号機が東方航空に引き渡された。検証飛行は同月26日に始まり、旅客輸送の正式な開始は今春との見通しが伝えられている。

中国のポータルサイト・捜狐に今月6日掲載された記事などによると、問題が起きたと伝えられたのは同月1日の検証飛行で、この日は午前中に上海虹橋国際空港から北京大興国際空港に向かい、その後、安徽省の合肥新橋国際空港への飛行が予定されていた。午後には合肥から北京に折り返すはずだったが、北京到着後は合肥に向かわずに上海に引き返したという。

これについて動画は、「5日に左側のエンジンの逆噴射に不具合が見つかった」と説明し、現在のところC919に使われているのは海外メーカーのエンジンだと指摘。中国のネットユーザーからは、「国産旅客機が海外のエンジンを使うの?」「なぜ国産を使わないんだろう」などの声も寄せられている。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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