中国製LNG船が急発展、世界の新規受注の30%以上に―中国メディア

人民網日本語版    2023年2月11日(土) 5時0分

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中国製LNG船が急発展している。

2022年に中国の造船企業が建造を受注した大型液化天然ガス(LNG)運搬船は55隻に上った。

中国には08年まで独自に設計・建造したLNG運搬船は存在しなかった。国際LNG運搬船市場では、長期間にわたり韓国企業が絶対的な地位を占めていた。08年に中国船舶集団傘下の滬東中華造船集団(滬東中華)が最初の中国製大型LNG運搬船である「大鵬昊号」を建造・引き渡しをして局面を打開した。そして今、滬東中華が受けている注文は累計で50隻近くに上るという。

中国船舶工業業界協会の李彦慶(リー・イエンチン)事務局長の説明によると、22年年初以来、国際市場ではLNG運搬船に対するニーズが急増し、新興造船市場はLNG運搬船の建造ラッシュを迎えた。こうした状況が、注文に応えられる実力を持つ中国造船企業に市場参入のチャンスをもたらした。

李氏は、「データを見ると、22年に中国では滬東中華、大連船舶重工集団、江南造船集団、招商工業海門基地、江蘇揚子江船業集団を中心とした複数の大型LNG運搬船建造企業クラスターが形成された。絶えない注文やレベルの高いLNG運搬船の建造が次々成功したことにつれて、中国の造船企業は世界のエネルギー輸送における重要な担い手になっている」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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