一体何のために!?江蘇省の住宅街に本物の旅客機が出現―中国

Record China    2023年2月12日(日) 17時0分

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10日、上遊新聞は、江蘇省丹陽市の住宅街で「なぜか本物の旅客機が置いてある」とネット上で議論を呼んでいることを報じた。

2023年2月10日、上遊新聞は、江蘇省丹陽市の住宅街で「なぜか本物の旅客機が置いてある」とネット上で議論を呼んでいることを報じた。

記事は、ネット上で先日「江蘇省丹陽市の住宅地で謎の飛行機が出現」と題した動画が注目を集めたと紹介。動画はドローンが撮影した映像で、同市内の住宅地にある小工場の近くに青と白の塗装が施された本物の旅客機が鎮座している様子が映っており、エンジンはすでに撤去されているのも見えたと伝えた。そして、動画を見たネットユーザーからは「どうしてこんなに大きな飛行機がこんなところに停まっているのか」「前に乗ったことがあるのと同じ飛行機じゃないか」といったコメントが寄せられているとした。

その上で、この謎の飛行機の持ち主について、同市で飲食業を営む郭(グオ)さんという人物であると説明。飛行機の型式はエアバスA320で、2021年に同省の南通空港から300万元(約5800万円)あまりで買い取ったとのことで、空港から丹陽まで16時間かけて運んだ後に組み立てたと紹介した。資料によれば長さは37メートル以上、空載重量は42トン超、定員はおよそ150人だという。


記事によれば、郭さんが購入したのは旅客機にとどまらず、すでに現役を退いた路線バスや列車も購入してレストランに改造しており、ネット上で「映えるスポット」として人気を博して客足が絶えないのだとか。

ではこの旅客機も改造してレストランにするのかと思いきや、そうでもない様子。記事は、郭さんが旅客機を購入当時に「没入型映像展示館にしたい」と語っていたものの、購入から1年半が経過した今なお当初の状態のまま全く動きがなく、近頃ネット上でその存在や用途、購入の意図について注目され、さまざまな憶測が飛び交うようになったことを紹介。上遊新聞の記者が郭さん本人に話を聞こうとしたところやんわりと断られたとのことで、謎は深まる一方だ。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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