米中監査・監督相互協力の成果、中国企業の米国上場が再び熱を帯びる―台湾メディア

Record China    2023年2月14日(火) 5時0分

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台湾メディアの聯合新聞網に10日、中国企業の米国上場が再び熱を帯びているとする記事が掲載された。写真は米ニューヨーク証券取引所。

台湾メディアの聯合新聞網に10日、中国企業の米国上場が再び熱を帯びているとする記事が掲載された。

記事によると、米国と中国が昨年、米国で上場する中国企業の監査・監督に関する相互協力で合意したことを受け、中国企業の米国上場が再び熱を帯びている。

2022年12月20日から記事執筆時点までに、中国で成人向けオンライン学習プラットフォームを提供する「量子之歌(クアンタシング)」、人工知能(AI)企業「小i機器人(Xiao-i)」、LiDARメーカー「禾賽科技(ホーサイ・テクノロジー)」、決済会社「分蛋科技(FDテクノロジー)」、ペット医療大手「新瑞鵬寵物医療」などの企業が米ナスダックで上場を果たしたか、上場に向けて目論見書を提出している。

CVSource投中数拠によると、22年の中国企業による米国での新規株式上場は14社で前年の37社から6割減少し、調達額は90.41%減の85億元(約1640億円)にとどまった。

量子之歌が1月25日にナスダック上場を果たし、23年に米株式市場に「上陸」した最初の中国企業となったことで、業界内では今後さらに多くの中国企業がそれに続くとの見方が広がっている。

米上場企業会計監視委員会(PCAOB)は昨年末に発表した報告書で、米国に上場している中国企業の監査状況を検査するための全面的なアクセスを史上初めて得たと発表した。これは米株式市場に上場する中国企業が上場廃止となるリスクが基本的に回避されたことを意味する。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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